世界有数の再生サービス事業および原料卸売業のひとつであるドイツのALBAグループが、同国North Rhine Westphalia州で再生可能素材の生産プラント新設に向け投資を行なうことが分かった。同プラントは、Chemiepark Marl(Marl Chemical Park)南部の敷地面積55,000平米に建設が進められることになっており、同社50年の専門知識をもって最新鋭のデジタル技術(Sorting 4.0)を導入するとしている。この新プラントでは住民約640万人から回収する年間約20万トンの軽量パッケージング廃棄物を処理していくことになる。処理工程が終わる時には、産業界で利用できるように処理された最高レベルの純度を有する素材が出来上がっているとしている。同地での建設作業は今年秋には開始され、投資総額6千万ユーロを掛け、試運転を2019年初頭に見込んでいるとしている。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ