オーストリアの大手製紙メーカーであるHeinzel傘下Laakirchen Paper AG社が、改造を行なった抄紙ライン10号機での操業を、このほど再開したことが分かった。10週間を要して、SC紙生産用から古紙を原料とする軽量コンテナーボード生産用に改良された10号機は、その作業を予定通りのスケジュールで完了したとしている。同社CEOは現在の生産状況について、既に同ラインは初回の巻取りの生産を終えたところで、今後数日間で、紙の品質のバラつきや生産性に関して、集中的にライン供給メーカーと取り組む意向であると語った。
10月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ