フィンランドのStora Enso社が、同国Imatra複合工場に於いて、新たなポリエチレン(PE)押し出しコーティング・プラントと自動ロール保管庫を、このほど開設したことが分かった。今回の7千万ユーロ(8千1百万米ドル)の投資プロジェクトは、同社が押し出しコーティング製品を生産する能力を向上させることを目的としたものであり、顧客が食品サービス用板紙および液体用紙器の需要を満たすことを可能にするとしている。また、新世代のバイオ・バリアの更なる製品開発を可能にすると付け加えている。供給メーカー名は不詳としているPEラインは、加工能力が年産14万トンで、同工場の複数の板紙ラインで生産される製品をコートすることになる。
11月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ