Eurostatが公表した最新の統計によると、2017年9月の季節要因調整後のユーロ圏19ヶ国小売業出来高は前年同月比0.7%微増、EU28ヶ国でも同0.3%微増の推移となった。前月の8月は、ユーロ圏は同0.1%微減も、EU28ヶ国では同0.5%微増推移であった。2017年9月は前年同月と比較して、稼働日調整後の小売売上高指数はユーロ圏で3.7%増、EU28ヶ国でも3.5%増となった。9月ユーロ圏における小売業出来高の前月比0.7%増の主な要因は、食品・飲料・タバコの1.3%増と非食品分野0.5%増で、一方、自動車燃料の0.4%減と推測される。また、EU28ヶ国における小売業出来高の前月比0.3%増の主な要因は、食品・飲料・タバコは0.9%増、自動車燃料の0.6%減、非食品分野0.1%減と推測される。ヨーロッパの国別で、最も上昇が大きかったのはアイルランドの1.4%増で以降、デンマーク、ルクセンブルグの1.3%増、フランスの1.2%増と続くが、逆にイギリスは2.2%減、クロアチア1.9%減、リトアニア1.0%減など低調な推移となった。
11月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ