フィンランドのHuhtamaki社が、同国Hameenlinnaに新たな製造工場建設へ約1千1百万ユーロを投資することが分かった。製造活動は、これまで60ヶ所に立地していた既存工場から、今回建設予定の近代化工場へ移管される計画となっている。建設作業は2018年春に着工となる計画で、工場の実際の稼働は2019年春からとなる模様。投資額の大部分は2018年の建設に投入されるとしている。同社役員によると、今日の忙しいライフスタイルは、テイクアウト食品や飲み物の需要を高めており、これは同社の成長機会を創出し、今回の投資によって同社はそれらを捕らえることができるとしている。今回の投資の一環として、Hameenlinnaユニットのマシンベースも部分的にリニューアルされ、自動化が強化される。また、リーン製造原則に従って新しい施設を設計し、商品の流れを改善し、生産工程内の不要な移動を最小限に抑えることによって、競争力も向上するとしている。
11月13日付RISIから抜粋