米国の最新の産業統計によれば、10月の米国コンテナーボード業界は、好調なカートン出荷量と輸出向け生産量の増加によって、設備稼働率が101%に達したとしている。同国ファイバー・ボックス協会によると、カートン出荷量は前年同月比5.4%増の342億1千8百万平方フィートで、週平均では0.6%増となったとしている。また、1月~10月のカートン出荷量累計は実質前年同期比2.6%増、週平均で3.1%増となっている。一方、コンテナーボードの10月の消費量は、前年同月比5.8%増の280万9千トンで、1月~10月の消費量累計は前年同期比2.6%増となった。一方、10月米国のカートン工場の在庫量合計は7万8千トン減少して230万1千トンとなった。
11月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ