PPPC(Pulp and Paper Products Council:紙パルプ製品評議会)が発表した最新の統計によれば、10月の世界市販パルプ出荷量合計は前月の約432万2千トンから7.1%減少して約401万5千トンとなった。また、前年同月の約399万6千トンからは0.5%微増での推移となった。内訳をみると、10月のNBKP出荷量は前月の約206万1千トンから約201万5千トンへわずかに数字を落とし、LBKP出荷量も前月の約212万3千トンから約185万8千トンへ減少となった。一方、10月末の世界全体の市販パルプ・メーカー在庫量は、前月末から変化なく36日分(NBKPは29日分、LBKPは43日分)へ減少推移、前年10月からは1日分少ない水準となった。
11月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ