中国の複数の塗工アイボリー・メーカーが、今月中に休転措置を取る計画で、削減される生産量は合計で147,000トン弱の見込みとなることが分かった。休転を計画しているメーカーのうち、APP中国は浙江省寧波市に位置する同社Beilun工場に於いて、2機の年産各100万トンの板紙ラインで12月13日より7日から10日間程度、生産を止める予定としている。更に同市の別工場にある年産26万トンの板紙ラインも、12月16日から5日間停機とするとしている。また、広西チワン族自治区欽州市の同社複合工場でも、年産120万トンの板紙ラインで、12月19日より5日間生産を止めるとしている。今月の休転をすべて合わせると、APP中国の塗工アイボリー生産量は71,000トン削減されることになる。この他、山東省のBohui Paper社、晨鳴紙業でも休転が計画されている。
12月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ