ベラルーシのSvetlogorsk Pulp & Paper Mill社が、同国で新設したNBKP年産40万トンの生産能力を有するラインで、このほど初回の100トンを生産したことが分かった。同社を管理する同国紙パルプ・メーカー団体であるBellesbumpromによると、今回生産したパルプの品質は「販売可能製品としての技術的要件」を満たしているとしている。更に同団体が現地メディアに向けて語ったところによれば、工場はまだテスト・モードでの運転をしているが、この段階も少なくとも2ヶ月以内には終了するとしている。また、8億9千2百万米ドルを投資した同プロジェクトは、主要請負業者である中国CAMCE社によって進められてきた。なお、プロジェクト費用の約85%は中国輸出入銀行から融資されている。主要設備の供給会社はオーストリアのAndritz社である。
12月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ