ブラジルのパッケージング紙メーカーであるSulamericana社は、約4ヶ月半の休転の後、今年7月に操業を再開した。同社産業管理者によると、休転は環境問題によるものであり、Cetesb(サンパウロ州環境庁)が要求する環境の変更を実施しなければならなかったとしている。同社は、サンパウロ州Mogi Mirim工場に抄紙ライン1機を所有し、再生白ライナー、中芯など年産約3万5千トンの生産能力がある。同ラインの平均日産能力は、生産する紙の米坪にもよるが、ほぼ105トンとしている。同社の主な製品は、紙トレイ、ハードケース、ブックカバー、紙のフォルダ向けSilcartonボードに加工される白ライナーと高坪量のライナーボードであるとしている。現在、白物の古紙供給が不足していることから、高坪量の中芯も生産しているとしている。
12月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ