ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国11月のパルプ生産量合計は前年同月比7%増の約160万トンとなった。この生産率に大きな影響を与えたのは、Fibria社Tres Lagoas工場年産195万トンの2号機と、CMPC社のGuaiba工場年産130万トンの2号機である。また、同協会によると、同国11月のパルプ輸出量は前年同月比3.6%減の103万トンで、消費量は同26.2%大幅増の681,000トンであった。一方、同国1月~11月のパルプ生産量累計は前年同期比3.3%増の1千760万トンとなった。同期間のパルプ輸出量累計は同3%増の1千200万トン、取引額累計は同14.1%増の57億米ドルであった。このうち、中国向けが全体の17.9%の22億米ドル、ヨーロッパ向けが同9.5%増の18億米ドル、北米向けが同14%増の9億4千200万米ドルであった。
12月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ