12月26日の中国政府の発表によると、同国当局は同国15工場に対して、合計約227万トンの古紙輸入を許可したとしている。これは、5月末以降7ヶ月の凍結期間が経過して、政府による初の大幅な許可証発行となった。これに関して、米国の二大業者を含む複数の古紙輸出業者が、市場で今日一斉にこのニュースを報じたとしている。227万トンの数量は、同国に於いて2018年に古紙の輸入が予定されている総量の約10%から12%に相当すると見込まれている。市場関係者によれば、輸入許可を受けられる15工場の中には、Nine Dragons社(玖龍紙業)、Lee & Man社(理文造紙)、Jian Paper社など、同国最大級のコンテナーボード・メーカーが含まれているとしている。
12月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ