2018年のスタートに向け、中国政府が今週定めた古紙輸入許可証の枠227万トンのほぼ半分を、玖龍紙業が取得することになっていることが分かった。情報筋によると、許可証は来年の最初の一巡用途であるとしている。更に、今回の227万トンは2018年の1年に想定される輸入合計数量のおよそ10%から12%に匹敵するものと付け加えている。コンテナーボード・メーカーとして世界第2位の玖龍紙業にとって、同社へ与えられる許可は、主に広州港、天津港、寧波港への搬送に振り分けることになる。その総数量は、中国政府から提供されたとされる1社当たりの許可証について詳述した報告書に基づけば、ほぼ110万トンとなっている。その110万トンは、12月31日現在、中国が輸入禁止していると言われている雑古紙を除き、様々な種類の古紙とみられる。
12月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ