中国の北西部、新疆ウイグル自治区の昌吉回族自治州に位置する恒安国際の工場に於いて、新たなティッシュ年産2万トンのラインが試運転を開始したことが分かった。イタリアToscotec社製の新ラインでの初回生産は、先月実施されたとしている。26号機となる同ラインは、抄き幅2,800㎜、生産スピード分速1,600mで、直径12フィートのスチール・ヤンキー・ドライヤーが搭載されている。なお、同工場には、これと同仕様のラインが去年11月に稼働開始し、操業している。この2機のライン稼働により、同社のティッシュ生産能力は合計で年産131万トンへ引き上げられた。香港証券取引所に上場する同社は、2018年上半期には年産143万トンまでの増産を計画している。
1月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ