米国の最新の産業統計によると、12月の米国製造業部門はその経済活動が拡大傾向となったが、産業界全体でみると103ヶ月連続で成長を維持している。米国12月のPMI指数は59.7%で前月の58.2%からは1.5%ポイント増となり、依然製造業は好調な数字を維持している。また、12月の製造業新規受注指数は前月の64.0%から5.4%ポイント増の69.4%、一方、製造業生産指数も63.9%だった前月より1.9%ポイント上げて65.8%となった。また製造業雇用指数は前月の59.7%から2.7%ポイント減って57.0%となった。原材料在庫指数は前月の47.0%から1.5%ポイント増の48.5%、物価指数は前月の65.5%から3.5%ポイント増の69.0%となった。米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で上昇推移となっているが、原材料在庫指数以外の各分野は、ともに拡大を示す50%を大きく上回る好調な傾向にある。
1月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ