ブラジル森林産業協会が公表した最新の統計によると、同国2017年1月~11月の紙生産量累計は、前年同期比1.1%増加して約950万トンに到達したことが分かった。成長の主因は前年同期比1.2%増で約500万トンとなったパッケージ紙の貢献度が高く、また、ティッシュの生産量累計も同3.5%増の108万トン、板紙でも同6.1%増の646,000トンを示した。一方、同国の印刷・筆記用紙の生産量については、同0.5%減の220万トンに終わった。同協会によれば、11ヶ月間の国内市場での紙販売量累計は、同0.4%微増の490万トンであったとしている。この期間の紙輸出量累計は同0.9%増の190万トンで、輸入量累計は同11.1%増の709,000トン、消費量は同2%増の820万トンであった。
1月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ