チリの紙パルプ・メーカーであるCMPC社は、2018年の第1四半期にMaule板紙工場での増産プロジェクトを完了するために取り組んでいると12月に市場に向けてその声明を発表した。折りたたみ箱用板紙の生産能力を現在の年産35万7千トンから45万トンへ引き上げる計画は、2017年第4四半期に完了する見込みとなっていた。同社によると、今回の近代化プロジェクトの総投資額は1億2千2百70万米ドルとしている。設備供給会社であるPulpEye社が1月12日に公表したところによると、CMPC社はPulpEye社のオンライン・アナライザー・システム2機をMaule工場に導入したが、チリでは初の供給となったとしている。1機はBTMP工場に、もう1機は板紙工場の原料調製に設置されるとしている。
1月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ