米国森林紙製品協会によると、同国の2017年コンテナーボード・メーカーは概ね好調推移のまま1年を締めくくり、12月のコンテナーボード工場全体の設備稼働率は98.9%を示したとしている。この数字は前月11月の96.9%を上回り、2017年通年の平均を97.5%まで引き上げるなど、2006年以来の最高レベルとなった。同協会の調べでは12月単月のコンテナーボード生産量は、前年同月比3.6%増となっており、国内需要、海外需要いずれも堅調な推移となったとしている。2017年年間生産量は合計で3千7百40万トンで、前年同月比3.1%増であった。アナリストが唯一失望したポイントは、コンテナーボードのメーカー在庫量の合計が77,500トン上昇し、401,000トンまで膨らんだことであるとしている。
1月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ