中国東部の浙江省富陽区の政府当局が、同地区の約40ヶ所の紙パルプ・メーカーに対して、汚水放出量を抑制する目的で、1月10日から月末までの間にそれぞれ1週間の生産中止を命令していたことが分かった。同地区工業団地の汚水処理システムは、紙・板紙工場が政府当局からの指示を受けて11月中旬より2回の10日間強制休転を終えた後に一斉に再稼働を実施した12月下旬以降は、過負荷の状態が続いていたもの。それと同時に、寒波によってシステム自体の作業効率が低下することにもなった。影響を受けているほとんどの工場は再生板紙を生産しているとしている。
1月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ