2018年のブラジル全般の経済実績の見通しは非常に前向きなものであり、国内の段ボール業界にとっても同様の現象となるであろう。ブラジル中央銀行のフォーカス・リポートによると、2017年の同国GDP成長率は1%が見込まれるが、2018年には2.7%を予測している。段ボール・パッケージ分野に目を向けると、ブラジル段ボール原紙協会(ABPO)の予備データによれば、同業界の2017年販売数量は対前年比4.9%増加しており、2014年に出荷されたカートン、シート、関連商品の合計350万トンのレベルにまで回復してきているとしている。今年は、段ボール原紙の売上が少なくとも3.5%増加すると予測し、成長ペースを再開するとABPOは予測している。
1月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ