インドの製紙業界が、国内製紙産業を保護する目的で、ASEAN諸国から輸入の紙・板紙に対して一律10%の再課税を求めていることが分かった。インドの製紙業協会(IPMA)は、連邦商工会議所の関係者との事前予算会議で、FTA(自由貿易協定)の為にゼロに縮小されたインドネシアなどの国からの輸入に10%の基本関税を再導入することを提案した。もともとインド-アセアンのFTAの下では、紙・板紙のほとんどすべての輸入関税が基本税率の10%から徐々に減り、2014年1月1日から基本税率は0%に下がっていた。
1月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ