PPPC(Pulp and Paper Products Council:紙パルプ製品評議会)が発表した最新の統計によれば、12月の世界市販パルプ・メーカーの出荷量合計は前月の約423万2千トンから13.8%急激に増加して約481万7千トンとなった。また、前年同月の約459万3千トンからも4.9%増での推移となった。内訳をみると、12月のNBKP出荷量は前月の約199万2千トンから約205万8千トンへ数字を伸ばしたのに加え、LBKP出荷量でも前月の約212万6千トンから約261万9千トンへ大幅増加となった。一方、12月末の世界全体の市販パルプ・メーカー在庫量は、前月末から2日分減って34日分(NBKPは30日分、LBKPは37日分)で推移、前年12月とは同水準となっている。
1月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ