中国北部に於ける多様化紙製品のメーカー・供給者大手のOrient Paper社が、湖北省の都市部・農村部の家庭向けに適正な天然ガス供給量を確保する目的で、製紙産業を含む天然ガスを消費するすべての産業に対して一時的な供給制限が実施されるとして、同社もすべての生産ラインを停止するとして本日公表した。この制限は、2017年11月27日以降に実施された天然ガスの供給制限に次ぐ過去2番目に高い警告に従っているとしている。メーカーの施設が多数立地する保定市及び邢台市を含む州の複数の都市は、天然ガスを消費する企業への供給制限に関する告知を連続して発令している。この生産停止は、制限が緩和されることを企業が期待する2018年2月まで継続する予定となっている。一時停止の期間を利用して、企業は設備の保守点検などを行なうとしている。
1月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ