オーストラリアのパッケージング会社であるOrora社が、同国に立地する複数の同社施設で大規模な投資プロジェクトを行なうとして、このほど公表した。同社は、現在ニュー・サウス・ウェールズ州に位置する年産40万トンの同社Botany板紙工場に於いて、2千3百万豪州ドル(1千8百60万米ドル)を投資して廃水処理プラントを建設中であるとしている。同プラントを設置することにより、環境影響の削減、バイオガスを有効利用した発電などが可能となるとしている。同プラントはまもなくほぼ完成の予定となっているが、バイオガス設備は3月に完成となる。また、同社のRevesbyファイバー・パッケージング施設では、加工能力、処理能力の向上に2千5百万豪州ドルを投資している。
2月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ