南アフリカを本拠とするSappi社のオランダMaastricht工場で、これまで生産していたコート紙から板紙生産用に変換・改造を施した6号機が、このほど稼働を再開させたことが分かった。今回の高性能化にともない、フィンランドValmet社製のヘッドボックスとカレンダーも新設されたとしている。改造後の同ラインに於いて、1月29日午後6時に初回のジャンボ・ロールが生産されたとしている。今後、同ラインでは米坪範囲220g~450gのグラフィック・ボード、晒同質板紙、折りたたみ箱用板紙、バリアー・ボードなどが生産されることになる。同工場唯一の抄紙ライン6号機の生産能力は、これまでと変わらず年産28万トン。
2月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ