米国オハイオ州Clevelandを本拠とする産業調査企業Freedonia Groupが発行したGloval Pharmaceutical Packaging 第12版によると、世界の医薬品パッケージングの需要は年間6.0%の成長を続け、2021年には1千1百20億米ドルの規模に達するであろうと予測している。人口の高齢化、急性および慢性状態の上昇によって、新製品の導入が需要を押し上げるとしている。薬液充填済み注射器は、あらゆる医薬品容器の中で最も速い利益を上げ、2021年までに年間9.0%増加し続けるとしている。また、救命救急診療、緊急医療、および自己注射可能な非経口投薬の管理に於ける用途の拡大によって、需要が支えられるとしている。バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、その他先進的な薬物送達技術の進歩により、このパッケージングに適応可能な医薬品の範囲が広がるとしている。
2月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ