米国の特殊紙メーカーであるGlatfelter社は、同社特殊紙事業を売却もしくは分社化を含む「戦略的な選択肢」を検討しており、成長をみせている同社のエンジニアリング資材2部門であるComposite FibersとAdvanced Airlaid Materialsにより注力する方向にある。今週の第4四半期の決算発表の席上で同社CEOは、創立150年の会社では封筒、書籍出版、郵便切手、トランプカード、グリーティングカード等はもはやその主流ではなく、今後エンジニアリング資材事業への着実な移行をしていくと語った。更に、同社は紅茶、シングル・サービング・コーヒー、壁紙、衛生用品、ワイプなどの市場で世界的リーダーの地位を築いていると付け加えた。これらの成長市場に注力してきたことで、同社の特殊紙事業は、コアとなる企業の未来へのビジョンをより少なくしたとしている。
2月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ