フィンランドMetsaグループ傘下のMetsa Tissue社は、スウェーデンに位置する複数の同社ティッシュ工場に於いて、過去5年間の持続可能な熱生成施設の完備に約3千万ユーロを投資してきたことが分かった。結果として、同社ティッシュ工場であるMariestad、Paulistrom、Nyboholmの3工場では、ティッシュ生産に脱化石燃料のCO2ニュートラルな蒸気を使用している。エネルギーの賢明な未来は、再生可能エネルギーに基づいており、従ってスウェーデンのすべての工場でバイオエネルギーに投資していると、SVP Consumer NordicsのMark Watkins氏は述べている。同社では、Nyboholm工場に於いて2017年末頃から新たなバイオ・ボイラーの運転を開始したが、それ以前は一部化石燃料も使用していたものの、現在のボイラーは樹皮、おがくず、木材チップなど100%バイオ燃料へと切り替えたとしている。
2月12日付RISIから抜粋