中国政府が3月1日から0.5%に設定した輸入古紙の汚染物質許容レベルに関する新しい規則をどのように実施するかについての不確実性は、同国からの需要を抑制しているとしている。ただし、同国が古紙輸入許可証を発行することで、景気後退は防げられていない。同国国家環境保護省(MEP)は、2月9日に14社に278,925トンの割当量を発令し、6回目のライセンスをリリースした。過去5回の割当量で承認されたトン数は総計460万トンで、輸入古紙は国内での回収古紙よりもずっと安価な為、ほとんどのユーザーは既に在庫を使い切っているとしている。しかし、中国の複数のユーザーは、0.5%ルールの為に新たに承認された割当量を使用することを躊躇しているとしている。
2月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ