イタリアのBurgo社が、同国に位置する同社Avezzano工場2号機に於いて3月中旬頃から再生コンテナーボードの生産に入ると、市場関係者が語った。当初、2017年末には稼働開始を見込んでいた同社2号機は、年産20万トンの生産能力で、米坪範囲80g~170gの再生中芯、二層テストライナーを生産する予定としている。これとは別に、同社は2018年2月1日付で同国のVerzuolo工場8号機での軽量コート紙(LWC)の生産を停止した。同8号機は当初2017年末に生産を停止する予定であったが、1月中を通して操業を続けていたもの。同国の日刊紙La Repubblicaが報じているところによれば、Burgo社は今後2ヶ月の間に、別の工場を再生コンテナーボード生産に転換するかどうかの決定を行うが、Verzuolo工場が当該施設である可能性があるとしている。
2月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ