ブラジルのパッケージング協会ABREが公表した最新のレポートによれば、同国パッケージング産業の2017年生産量合計は前年比2%増となったことが分かった。ABREによると、この結果は主要なパッケージング消費分野である、食品、飲料、タバコ、衣料、靴、医薬品、衛生・清掃製品、電子機器、電化製品などでの実績向上が貢献したとしている。2017年のパッケージング生産量全体のうち40.5%を包装紙と段ボール・パッケージングが占めており、続いてプラスチックが35%、金属が15.1%、ガラスが8%、木材が1.4%となっている。包装紙と段ボール・パッケージングだけに特化すれば、2017年生産量は前年比3%増となっている。ABREは、2018年の同国パッケージング産業の生産量は前年から3%増と予想している。
3月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ