ブラジルのFibria社が、同国中西部Mato Grosso do Sul州に位置するTres Lagoas晒ユーカリパルプ工場で3月18日予定通り保守休転に入ったことが分かった。今回の停機措置は、ユーカリパルプ年産合計325万トンのパルプ・ライン2機が含まれており、4月5日に終了する見込みとなっている。同社によれば、同工場としてはこれまでの最長の休転期間となるとしている。ブラジルの法令では、この種の停機を15ヶ月毎に実施し、その間に保守点検整備活動を行ない、工場の生産性を維持する為の設備調整、環境パフォーマンスの向上、従業員の安全性・操作上の卓越性確保などへの対応が定められている。同社によれば、今回の休転期間中も別途停機中の1ラインとは別のラインでパルプ生産を継続するとしている。
3月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ