最新の米国産業統計によれば、同国2018年2月の工業生産高指数は、前月比1.1%上昇する結果となった。2月の製造業部門では前月比1.2%増加したが、これは昨年10月以降最大の増加で、一方、鉱業部門では同4.3%増と跳ね上がったが、これは主に原油とガス掘削による上昇を反映している。また、水道光熱費の指数は同4.7%減となったが、この1月が例年より気温が高かったことで暖房需要が低減したことによるもの。2月の数字は 2012年の平均と比較すると108.2%で、工業生産高指数は前年同期比では4.4%増となった。また、 2月の工業部門の設備稼働率は0.7%ポイント上昇し78.1%となり、この数字は1972年~2017年の長期推移の平均を1.7%ポイント下回っている。
3月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ