チリの紙パルプ・メーカーCMPC社が、新たな拡大路線への準備に向けて、同社ティッシュ事業部門の経営革新を図るとして決断を下したことが分かった。同社は、経営幹部がラテンアメリカの8ヶ国のそれぞれで事業を展開する代わりに、ティッシュ、家庭外、衛生製品などの3つの主要部門を創設したとしている。ティッシュ事業は引き続きゼネラル・マネージャーのGonzalo Darraidou氏が率いる予定であり、ブラジル、メキシコ、チリの各地域はトップ3の市場としてリードする役員が3人起用される。また、同社LatAmの経営陣は、アルゼンチン、ペルー、エクアドル、ウルグアイ、コロンビアの複合的な運営を担当するとしている。更に、同社は、ペルーのCaneteで新しい抄紙ラインを成功裡に立ち上げた後、ラテンアメリカでの新しいティッシュ生産能力への投資を継続する予定。
3月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ