製紙産業では革新的な世界的主導企業であるドイツVoith Paper社が、ブラジルParana州に本社を置く衛生用途ティッシュ紙同国5大メーカーのひとつSEPAC社に於いて、6号機となるティッシュ・ラインXcelLineを、このほど無事稼働開始させたことが分かった。同州に位置するSEPAC社Mallet工場に設置された同6号機は、2017年末の稼働開始当初より既に必要な品質仕様をクリアした製品を生産していたとしている。同ラインは、日産110トンの生産能力があり、設計スピードは分速2,000mとしている。Voith社の供給範囲は、MasterJet Pro Tヘッドボックス、CrescentFormer、NipcoFlex Tシュープレス、EvoDry Y鋼板ヤンキーシリンダー、高効率EcoHood Tフード、MasterReelワインダーを装備したティッシュ・ライン全体を網羅したとしている。
3月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ