中国税関当局が公表した最新のデータによると、同国2月のOCC輸入量が前月比10%増となり、数量にして100万9千トンとなった。しかしながら、特に雑古紙を中心にその他の品種は数量を落とし、2月単月の古紙輸入量は127万トンとなった。ただし、2月の数字は前月比2.6%上昇する結果であった。政府が昨年末以降、未分類の紙・板紙の輸入禁止に踏み切ったことで、2月の雑古紙輸入はゼロまで減少した。1月時点では、同国港湾に到着し、12月31日までに通関を完了したがまだ税関当局に登録されていなかったトン数として説明された14,487トンの雑古紙の出荷が見られた。また、1月、2月に到着した古紙の数量は合計250万7千トンで、前年同期よりもはるかに小さかった。
4月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ