中国のXinya Paper社グループが、年産40万トンの生産能力を有する板紙ラインとアルカリ性過酸化水素機械パルプ(APMP)年産24万トンのラインを、中国中央部の河南省新郷県に位置する同社工場に建設する計画を復活させようとしていることが分かった。このパルプ・ラインは、以前カナダの工場(名称不詳)で針葉樹材のケミサーモ・メカニカル・パルプ(CTMP)を生産していたもの。そのラインを2011年、Andritz社が新郷工場に於いて、広葉樹材のCTMP生産用に改良を加え、生産能力は最大日産700トンとして、2012年末に稼働開始を計画していた。一方、板紙ラインの方は、供給メーカーは公表されていないが、当初は2013年末に稼働開始の予定であった。
4月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ