イタリアのBurgo社は同国の同社Verzuolo工場にある軽量コート紙(LWC)ラインを、再生コンテナーボード生産用に変換する計画であることが分かった。市場関係者によると、同社は2019年第4四半期までに、同ラインを再生コンテナーボード年産60万トンのラインとして稼働させたい意向であるとしている。同工場には2機の抄紙ラインがあり、抄き幅9,600㎜でLWC年産40万トンの9号機、抄き幅6,100㎜で年産16万5千トンの8号機となっている。現時点では、2機のうちどちらのラインがパッケージング紙生産用に変換されるかは不明である。前出の8号機は今年1月末をもってLWCの生産を止めている。同社は昨年、収益性の理由から同ラインの休止と143人の従業員解雇を懸念すると公表していた。
4月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ