ブラジルの紙パルプ・メーカーであるKlabin社の同国Ortigueiraパルプ工場が、3月10日~21日の期間をライン休転した後、ボイラーの技術的問題に直面していることが分かった。同社の声明によると、すべての保守点検整備作業は完了しているものの、現在ボイラーの集塵器で予定外の修理が施されているとしている。これが、生産の再開を遅らせている原因で、この遅延による逸失生産量は2万5千トンに上るとしている。同工場は、ブラジル南部のParana州に位置しており、晒ユーカリパルプ年産110万トン、フラッフパルプに加工用を40万トンの生産能力がある。
4月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ