メキシコのGrupo Gondiは、年産40万トンの生産能力を有する新たな抄紙ラインの供給をドイツのVoith社に託し、このほど契約を取り交わしたことが分かった。この新ラインは、メキシコ北部のMonterreyに位置する同社工場へ設置される予定。Voith社は、BlueLine原料調製ライン一式、ウエット・パート工程からワインダーまでのXcelLine抄紙機を供給し、顧客の為のインターフェイスの数を最小限に抑え、操業効率を最大まで引き上げる必要があるとしている。2020年初頭から、この最新鋭7号機は同社のPapel y Empaques Monterrey工場で操業を開始することになる。同ラインは、抄き幅6,660㎜、設計スピードは分速1,200m、米坪範囲90g~250gでテストライナーおよび段ボール中芯を生産する。
4月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ