大王製紙は、2月に南米・チリで発生した大規模地震の被災地支援のため、義援金300万円と、ウェットティシュや紙おむつなど300万円分の支援物資を拠出する。
大王製紙とチリの関わりは深い。同社は1989年に植林事業会社として第10州オソルノ市に現地法人フォレスタル・アンチレ社を設立、6万ha(東京23区の面積に相当)の敷地を取得し、09年末までに2万9,600haの植林を実施してきた。また、01年からは同植林事業による木材チップの輸入も開始、製紙原料として使用している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 4/5号」より