日本製紙グループは6月5~6日、群馬県片品村の菅沼社有林で、第9回「丸沼高原 森と紙のなかよし学校」を開催した。
「森と紙のなかよし学校」は、日本製紙グループが約9万haの社有林を活用して行っている、子ども向けの自然環境教室。06年にスタートし、毎年6月と9月に実施している。プログラムは、グループ社員がその知識や経験を生かして考案し自ら運営、今回は19人の社員がスタッフとして参加した。
今回の「丸沼高原 森と紙のなかよし学校」には、首都圏の子ども達とその保護者や家族、尾瀬高校の生徒など39人が参加。社員によるガイド付の林内ウォーキングや、森で集めた小枝を使った紙漉き体験、星の観察会を楽しんだ。
日本製紙グループは、「森と紙のなかよし学校」を全国の社有林で展開することを目指しており、07年からは3月に熊本県の豊野社有林でも開催している。また、今年の8月には宮城県の佐須浜社有林でも開催する予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 6/28号」より