製紙パレット機構は6月18日に定時株主総会を開催、株主企業の1社である日本製紙の人事異動に伴い、近藤隆夫氏を取締役に新任した。また、09年度に製紙パレットの回収・納品実績が優秀だった協力会社を後出の通り表彰した。
ちなみに09年度の回収実績は、関東・関西・中部・札幌・九州の5地区合計で対前年比▲4.8%の529万枚、また納品実績は同▲4.7%の500万枚となっている。過去3年間では回収・納品とも最も少ない実績だったが、これは国内紙・板紙出荷の低調によるもの。
〔09年度優良協力会社〕〈関東地区〉▽日本パレット流通センター▽流通機材▽日本興運▽平田倉庫 〈関西地区〉▽八光倉庫▽玉村運輸・京都支店▽谷川運輸倉庫・東大阪事業部 〈中部地区〉▽平田倉庫・名古屋支店▽丸鈴運輸
なお製紙パレット機構は製紙メーカーの共同出資により、1976年に設立された株式会社組織。資本金は2,000万円で、株主は王子製紙、紀州製紙、大興製紙、中越パルプ工業、特種東海製紙、日本製紙、日本大昭和板紙、北越紀州製紙、三菱製紙の9社。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 7/12号」より