来る8月27日から東京ドームで開催される第81回都市対抗野球大会に、日本製紙石巻硬式野球部(宮城県石巻市)が創部以来初めて、東北第1代表として出場する。同チームは7月1日に山形県内で開かれた第2次予選、東北大会の第1代表決勝戦で七十七銀行と対戦、延長戦にもつれ込む熱戦の末、5-4で逆転サヨナラ勝ちして東京ドームへの初めての切符を手にした。
また75回大会で優勝、79回大会準優勝の王子製紙硬式野球部(愛知県春日井市)は4年連続10回目の出場。7月4日、東海地区の対三菱重工名古屋との第4代表決定戦で、延長11回裏に進藤義法外野手の劇的なサヨナラホームランで3-2と勝利し、出場を決めた。
日本製紙石巻は大会4日目=8月30日の第2試合で7年連続34回出場の強豪ヤマハ(浜松市)と、王子製紙は5日目=31日の第2試合で三菱重工横浜(横浜市)と対戦する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 8/9号」より