紙の博物館(東京都北区。http://www.papermuseum.jp)は、創立60周年記念企画展の第2弾として、「夏の紙知リーズ つつんで・はこんで・101年段ボール箱のひみつ」を、9月5日まで開催している。入館料300円(小中高100円)。月曜休館。
段ボールが日本で誕生してから今年で101年。段ボール箱の登場以前、モノを運ぶのは木箱が主流だった。やがて重い木箱に代わって、軽く、強く、かさばらない段ボールが普及し、今や生活に欠かせない存在となっている。また最近では、環境にやさしいエコロジー梱包材としても注目されている。展示会では、そうした段ボール箱の秘密に迫る。段ボール箱の歴史をはじめ、段ボールの製造工程やリサイクルなど、段ボール箱に隠されたアイディアについて、夏休みの自由研究にも使えるよう小学生向けに分かりやすく紹介する。また、ダンボールアーティスト・檜山永次氏のアート作品や動物などの作品も展示する。
<展示構成>
①段ボールアート
②段ボール箱の歴史と進化
③段ボール原紙見本
④段ボール箱の製造工程
⑤段ボール箱のアイディア
⑥段ボールの遊び場
株式会社 紙業タイムス社 「Future 8/16号」より