日本印刷学会・事業委員会の主催による2010年秋期セミナーが10月６日、「プリメディアの飛躍」をコンセプトに開催される。
　電子書籍元年と言われ、出版業界の変革に注目が集まっている中、今回のセミナーではプリメディアへの飛躍を果たすために、iPad、デジタル印刷、デジタルサイネージ、ユニバーサルデザインなど、新しいメディアの技術動向をテーマに取り上げる。講演のタイトルと講師は次の通り。
①特別講演「iPadショック～iPhoneが切り開きiPadが育てる新しいビジネス～」（ITジャーナリスト・林信行氏）
②「IPEX2010で発見！新技術の潮流～大判インクジェットデジタル印刷機（電子写真・インクジェット）の新技術解説～」(ジーエーシティ・吉永征仁氏)
③「インクジェットデジタル印刷の現状と今後の展望～DRUPA以降の技術進展と現状課題、次のDRUPAに向けて～」(コダック・河原一郎氏、大日本スクリーン製造・三浦一成氏、富士フイルム・河合英昭氏、ミヤコシ・照井了氏)
④「デジタルサイネージの動向～サイネージの技術解説と事例（店頭設置型プロモーションマシン）紹介～」(ソニービジネスソリューション、凸版印刷)
⑤「情報のユニバーサルデザイン～クロスメディア展開を中心にコミュニケーションシステムを考える～」（廣済堂スピーチオ販売・深見拓史氏）
　参加費は会員、賛助会員および協賛団体所属会員1万3,000円。学生・教職員7,000円。非会員１万8,000円。WEB上のフォームから申し込むか、聴講者氏名、所属、連絡先を明記してメール（nijspst-h@attglobal.net）またはFAX（03－3552－7206）を送付する。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future　9/13号」より