国際紙パルプ商事の連結子会社、九州紙商事(福岡県福岡市)は、4月1日付で久留米市の合資会社筑後紙商会の事業を譲り受ける。
九州紙商事は2009年10月に佐世保紙(長崎県佐世保市)と小松洋紙(佐賀県唐津市)が合併して新発足した紙卸商。合併により企業体力は強化されたが、卸商の経営環境はさらに厳しさを増していることから、筑後商会の事業を引き継いで業容拡大と経営基盤強化を図る。
なお九州紙商事は、この事業譲受に伴い久留米支店を開設し、4月1日から営業を開始する。
<筑後紙商会の概要>
〔主な事業〕洋紙・板紙、文具類の販売
〔設立〕1924年12月
〔本店〕福岡県久留米市本町10-8
〔代表者〕松本保則
〔出資金〕1,000万円
〔売上高(09年12月期)〕2億3,891万8,000円
〔従業員〕7名
<九州紙商事の概要>
〔主な事業〕洋紙・板紙、化成品、文房具、事務機器の販売
〔設立〕1948年5月
〔本店〕福岡県福岡市博多区西月隈3-2-14
〔支店網〕佐世保支店、佐賀支店(唐津市)
〔代表者〕小松厚一
〔資本金〕2,000万円
〔売上高(10年3月期)〕9億4,269万円
〔従業員〕28名
株式会社 紙業タイムス社 「Future 1/17号」より