日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版クラブの出版3団体で構成する「〈大震災〉出版対策本部」(http://www.shuppan-taisaku.jp/)は、「大震災出版復興基金」への募金を受けつけている。
震災以降、出版対策本部は被災地の読書環境と心の復興を支援するため、さまざまな活動を行っている。被災地への約18万冊の図書寄贈、小学校児童約13万2,500名への図書カード(1,000円分)寄贈のほか、出版関連イベントなどで支援してきた。直近では、陸前高田市の「にじのライブラリー」開設、「読書復興新聞」の発行、さらに中・長期的な事業として、震災孤児・遺児への継続的な図書支援、再開校される小中学校・高校の図書室および公共図書館への支援も予定している。こうした息の長い復興支援を続けていくため、出版対策本部では募金協力を呼びかけている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 11/21号」より