ナカバヤシが提供する「機密文書の出張細断サービス」が、クリーン・ジャパン・センター(CJC)主催の「平成23年度 資源循環技術・システム表彰」で、クリーン・ジャパン・センター会長賞を受賞した。
資源循環技術・システム表彰は、クリーン・ジャパン・センターが経済産業省の支援を受けて実施している表彰制度。廃棄物の発生抑制・再使用・再利用に寄与する事業が表彰される。
会長賞を受賞した「機密文書の出張細断サービス」は、ナカバヤシが中心となり結成した「パピルスネットワーク」が提供しているオフィス古紙リサイクルシステム。紙製品を製造販売するナカバヤシ、材料調達先である製紙会社、製紙会社に原料を供給する製紙原料会社によって構築されており、個人情報などの機密書類をシュレッダ搭載トラックで出張細断した後、トイレットペーパーやファイルなどにリサイクルする(写真=イメージ)。出張細断は、北海道から沖縄まで全国で展開されている。
なお、「資源循環技術・システム表彰」の表彰式は10月13日、東京・千代田区の内幸町ホールで執り行われた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 11/21号」より