国際紙パルプ商事(=KPP)は、同社が4月から運営している古紙回収ポイントシステム「ecomo」(エコモ)で、凸版印刷の電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」の会員がお得に利用できる新サービス「Shufoo! ecomo」(シュフー・エコモ)をスタートさせた。両社は12月16日、このサービスが利用できる古紙回収ボックスを、イトーヨーカドーの川崎港町店に設置した。
新サービスでは、スーパーなどに設置された古紙回収ボックスにShufoo!会員が古紙を持ち込むと、その重量に応じてポイントが付与される。ポイントは古紙1kg当たり1ポイントで、100ポイント貯まるとクーポンが発券され、買物時に100円引きのクーポンとして利用できる。またポイントは、リライトカードまたは携帯電話で管理できる。
両社は今後も、イトーヨーカドーをはじめとするスーパーなどに展開したい考えで、ボックス設置店を今年度中に5店舗、来期中には80店舗まで拡大する予定。KPPは「ecomo」のシステムと設備の開発、管理、運営を担当し、凸版印刷は「Shufoo!」サイト内での「Shufoo! ecomo」の告知、古紙回収ボックス設置店の開拓を行う。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 1/16号」より